グライダーってなぜ飛べるの?と疑問を持ったあなた。
ここではわかりやすく解説します。
一言でいうと「上昇気流の中を飛んで、手に入れた高度を使って移動する」ですね。
風で舞い上がる紙袋を見たことがありませんか?
その舞い上がった紙袋に翼がはえてて、遠くに行きたいという意思を持っていたら?
高く上がった後に紙ひこーきのようにどこかへ飛んでいくでしょう。
もっと高く、もっと遠くへ行きたいと思ったら?
もっと高く上がれる風を探して、空を飛びまわるのではないでしょうか?
実は、大型の鳥はそうやって飛んでいます。トンビがぴーひょろろと空で回っているのを見たことがあるでしょうか?
それは、上昇気流のなかにとどまることで、自分で羽ばたかなくても高くまでいけるからです。
大きな羽を動かすのって、疲れるんですよ。鳥だって楽したいんです。
鳥より大きなグライダーはもちろん羽ばたけません。でも同じ原理で空を飛びまわれるんですね。それをソアリング(滑翔)と呼びます。
グライダーで上昇気流を探して飛んでいると、まれに鳥たちと一緒に飛べることがあります。
もちろん、飛ぶ能力は彼らにはかなわないんで、すぐ追い越されるんですけどね。。。
では、どうやって空に行けるのか、鳥だって飛び始めは羽ばたくのじゃないか、紙ひこーきだって最初は投げられるじゃないか、と思ったあなた!
本当に興味があるんですね。具体的に考える能力に長けたあなたはグライダーの才能があるかも。
それでは、離陸する方法は別のページで!